GUMMYSMILE
ガミースマイル外来
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笑顔が変わると人生も変わる。
ガミースマイルとは、笑った時に歯ぐきが目立ってしまう笑顔のことで、一般に歯ぐきが3mm以上見える口元に対して言います。
「歯ぐきを気にせず、思いっきり笑いたい」思いは切実と感じます。でも…
実は、ガミースマイルは改善できます。治療をすると美しい笑顔を手に入れることができます。
ガミースマイルになる3つの原因とは
口唇や筋肉、歯肉に原因
① 口唇が上がりすぎる。
スマイル時に安静時より20%以上短縮した場合には上唇の過挙上です。
② 上唇が薄い。
上唇(赤唇)の幅は8mmが平均値。これより少ない場合には上唇が薄いと考えられます。
骨格に原因
① 上顎骨が垂直的に長い(下方への過成長)
スマイル時、臼歯部まで歯肉が露出します。
② 上顎骨が水平的に突出している。
口元の突出感があり、唇を閉じることが困難。
歯に原因
①上顎前歯が過剰に萌出している。
上顎前歯が下顎の前歯が見えないほど萌出している場合です。臼歯部の歯肉は露出しません。
②上顎前歯がでこぼこに生えている(叢生)
傾いた歯の部分の歯肉のみガミーとなります。
③上顎前歯萌出が少ない(歯肉がかぶっている)
上の歯は下の歯と接触するまで生えて、その後歯肉は退縮しますが、残る場合があります。
④上顎前歯の大きさが小さい
上顎中切歯の歯冠長が平均11mmより短い場合。
⑤上顎前歯がすり減って、さらに伸びている場合。
ガミースマイルの治療
口唇や筋肉、歯肉に原因

① 口唇が上がりすぎる。
- 1)ボトックス®注射
- 2)上唇粘膜切除術 (リットン アンド フォルニエル法)/上唇挙筋切除術 (ミスキンヤー変法)
唇を引き上げる筋の過剰な力が原因の場合、筋力を抑えるボトックス®注射が有効です。
手術による方法は、唇が過剰に挙がらないようにする「上唇粘膜切除術」唇を挙げる筋を部分切除する「上唇挙筋部分切除術」を行ないます。
② 上唇が薄い。
赤唇の幅が8mm以下の場合、ボリュームを増やす「ヒアルロン酸注射」を行ないます。
骨格に原因
①上顎骨が垂直的に長い(下方過成長)
- 1)インプラント治療 前歯を4(3)本抜歯してインプラントを2本埋入しブリッジを装着する。
- 2)アンカー矯正治療で上の歯を深く埋め込む。
- 3)上顎骨を水平的に切断短縮する骨切り手術(Le Fort Ⅰ 型骨切術)
②上顎骨が水平的に突出している。
- 1)インプラント治療 前歯を4(3)本抜歯してインプラントを2本埋入しブリッジを装着する。
- 2)アンカー矯正治療で上の歯を深く埋め込む+小臼歯を抜歯して上顎前歯部を後方に移動する。
- 3)上顎骨を一塊離断し後方移動する骨切り手術 (ワスムント法、セットバック法)
歯に原因
①上顎前歯が過剰に萌出している。
- 1)インプラント治療 前歯を4(3)本抜歯してインプラントを2本埋入しブリッジを装着する。
- 2)アンカースクリューを使用する矯正治療にて上の歯を深く埋め込む。
- 3)上顎骨を一塊に骨切り離断し後方移動する手術 (ワスムント法、セットバック法)
②上顎前歯がでこぼこに生えている(叢生)
矯正治療後に部分的に歯肉を切除します。
③上顎前歯に歯肉がかぶっている。
骨削除を伴なう形成手術「歯冠長延長術」
④上顎前歯が小さい。
歯冠長延長術とセラミック治療を行います。
⑤上顎前歯がすり減って、かつ伸びてしまった。
- 1)歯冠長延長術後のセラミック治療
- 2)矯正治療による歯の圧下とセラミック治療
ガミースマイルの原因は一つだけではなく二つ以上が組み合わさっている場合が多く、その程度により治療法を選択します。また、骨や歯が主な原因だとしても、いきなり時間やコストのかかる矯正治療や大がかりな手術ではなく、手軽に出来るボトックス注射からおすすめします。
治療方法の詳細
①ボトックス®注射
ボトックス®とはボツリヌス菌から抽出した蛋白質で、神経から筋肉への命令伝達を抑制します。これを注射することで筋肉の過度の動きを抑え、ガミースマイルを改善します。
当院では厚生労働省承認済みの米アラガン社「ボトックス®」を使用しています。


<利点>
- 治療時間が短い。
- 周囲の人に気づかれない。
- 身体への負担はほぼない。
<欠点>
- 効果が永続しない(約6ヶ月〜1年の効果)
- 注射後に内出血することがある。
- 注射後3ヶ月は妊娠を控える。
ボトックス®注射 60,000
②上唇粘膜切除術
上唇の裏側の粘膜を一部切り取り、縫い合わせる方法。上唇の挙がりすぎを改善します。
<利点>
- 半永久的に効果が持続
<欠点>
- 術後腫れたり、引きつり感が出ることがある。
- 後戻りの可能性がある。
上唇粘膜切除術 300,000
③上唇挙筋部分切除術「ミスキンヤ変法」
唇の裏の粘膜の下にある上唇挙筋を露出、部分切除して唇を挙げづらくする方法。
<利点>
- 半永久的に効果が持続。
<欠点>
- 術後腫れる。
- 左右対称のスマイルができない可能性がある。
上唇挙筋部分切除術 300,000
④歯冠長延長術

歯ぐきとその下にある歯槽骨を整形し、歯ぐきの形態を整える方法です。
4mm以内の切除量が適応症となります。
歯ぐきの厚みがあり、歯ぐきが歯にかぶっていることで歯の露出量が少ない方に有効。
<利点>
- 歯ぐきのラインを整えることができる。
- 骨まで整形するので後戻りしにくい。
<欠点>
- 術後に痛みや腫れがある。
歯冠長延長術(上顎犬歯〜犬歯まで 6歯) 300,000
⑤セラミック治療

歯が小さかったり、虫歯や治療後の歯の場合、セラミック治療の適応となります。
⑥インプラント治療
前歯を4(3)本抜歯してインプラントを2本埋入しブリッジを装着する方法。歯肉の高さをコントロールしやすく前突感も改善できます。欠点は抜歯が必要なことです。歯ならびを整えられる利点もあります。



インプラント治療について
⑦矯正治療

矯正治療とは歯にワイヤーを装着して少しずつ歯と周りの骨を移動させる方法です。
通常上あごの4番目の歯を抜歯して隙間を作り、その隙間に上あごの前歯の部分を骨ごと移動させます。歯ならびを整えられる利点もあります。
⑧ Le Fort Ⅰ型骨切術

Le FortⅠ型骨切術は上顎骨を水平方向に切除して上のあごを短く、さらに後ろに下げる方法。
骨格的な整形を行うのでガミースマイルは確実に改善します。しかし骨を切るため体への負担も大きく、また上下のバランスを整えるために下のあごの骨切りをする必要があることもあります。さらに矯正治療も同時に行う必要があります。
<利点>
- 根本的な原因解決となる。
- 後戻りほぼなし。
- 小顔になる。
<欠点>
- 骨を大きく切るので身体への負担が大きい。
- 治療期間が長い。入院が必要。
- 腫れは2週間程度、むくみは3ヶ月程度続く。
- 術後3ヶ月は固形物は食べられない。
- 入院中は鼻からチューブで流動食を摂取となる。
- 麻痺、しびれなどの併発症が出る可能性がある。
- 術前、術後の矯正治療が必要。
⑨ 上顎前歯部後方移動術 (ワスムント法)(セットバック法)
前から4番目の歯を抜歯して、上顎前歯部を骨ごと後方へ移動させる治療法です。
Le FortⅠ型骨切術のように上のあご全体を自由に移動することはできませんが、傾斜させることにより矯正治療単独よりもガミースマイルは改善することになります。最大で7mmの移動が可能。
全身麻酔での手術となります。
前歯部の骨ブロックのみの移動なので、奥歯の咬み合わせが変わりませんが、細かい歯ならびの調整が必要なので矯正治療は必須です。
<利点>
- 根本的な原因解決となる。
- 後戻りほぼなし。
- 小顔になる。
<欠点>
- 骨を大きく切るので身体への負担が大きい。
- 治療期間が長い。入院が必要。
- 腫れは2週間程度、むくみは3ヶ月程度続く。
- 鼻の形が変わる。
- 麻痺、しびれなどの併発症が出る可能性がある。
- 術前、術後の矯正治療が必要。